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タイトル: 帯広市稲田地区の自生または植栽された植物と雑草に関する研究
その他のタイトル: Study on Spontaneous , Cultivated and Weedy Species in Inada Area of Obihiro City
著者: 伊東, 捷夫
発行日: Jan-2007
出版者: 帯広畜産大学
開始ページ: 1-26
抄録: 本研究は,農業および産業開発などにより自然が失われつつあるこの時期に帯広市稲田地区の植物目録を作成する必要性があること,併せて近年の帰化植物の増加の実態から,畑地内およびその周縁の雑草を中心とした植物種を把握し,新たな雑草防除のための基礎資料を作成する必要性が出ていることから実施したものであり,以下に示す結果を得た。 自生・栽培植物種について,同定した全植物種108 科815 種の中で,草本植物はシダ植物を除くと63 科553 種であり,そのうち帰化植物は168 種で,その割合は30.4%と予期していた以上に高い傾向にあることが明らかになった。全木本植物では50 科236 種であり,そのうち在来樹種は27 科91 種で,十勝で自生している樹種の種類に比べ少ないことが判明した。上記のうち人工林の樹種は42 科145 種であり,そのうち外来樹種は64 種で,移植樹に占める外来種の割合は44.1%と高かった。 以上,全植物の中で帰化植物の占める割合が高いことが明らかになったので,当地区の環境維持・保全を図る上から,これからは,現在生存が少ない希少植物や在来植物を大事にしながら市街地の開発などが進められなければならないであろう。また,人工林および街路樹の樹木種の実態から,このデ-タ-は今後当地区の移植樹の樹種選定にあたっての参考になると思われる。 雑草種について,同定した全雑草種53 科331 種の中で,帰化植物は113 種であり,その割合は34.1%と高かった。全雑草種の中で、畑地雑草は24 科133 種(帰化植物67 種)、湿地雑草は14 科34 種,畑地周縁雑草は41 科164 種(帰化植物46 種)であり,畑地雑草では帰化植物の占める割合が50.4%と極めて高かった。以上のように,農耕地雑草については近年帰化植物の侵入が著しいと指摘されていたが,本調査においてもそのことを明らかにすることができた。今後は当地区においても帰化植物の生態や特性を把握した上で,今まで以上に環境に配慮した防除対策が図られなければならないであろう。
URI: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/917
出現コレクション:03010学位論文(修士)

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