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タイトル: 近代的な開拓前の帯広市周辺の自然の景観
その他のタイトル: History of the landscape of Obihiro city before modern development
著者: 橋本, 靖
佐藤, 雅俊
赤坂, 卓美
キーワード: 帯広市
開拓
河川敷
黒ボク土
湿地
森林
草原
十勝川
氾濫原
野火
andosols
floodplain
grassland
marsh
Obihiro city
Tokachi River
wildfire
発行日: Oct-2017
出版者: 帯広畜産大学
誌名: 帯広畜産大学学術研究報告
巻: 38
開始ページ: 25
終了ページ: 33
抄録:  自然環境や生物多様性保全の必要性への認識の高まりから,近年,人為的な緑地造成が行われる機会が増えている。その際,対象地本来の自然景観を参考にすることは,より目的に叶った緑地の造成につながりやすいと考えられる。そこで,帯広市周辺の本来の自然景観を推測するために,明治期の開拓以前の状況を,様々な文献を参考にして考察した。有名な江戸後期の十勝日誌等の記述からは,この地域に広い草原地帯があったことがうかがわれ,また,開拓期の様々な記録からも広い草原の存在が示された。また,黒ボク土の分布との関係からは,本地域での広い草原の存在と,野火の発生の歴史が想定された。このように,開拓前の帯広市周辺は,一面が原生的な森林に被われていたわけでなく,その平野部の広大な河川敷は,主に草原に被われていたものと推測された。そのため,帯広市の平野部において緑地の再生を考える際,森林環境だけではなく,湿性の草原や疎林のような環境も,再生するべき緑地景観の候補として,考えに入れる必要があると考えられる。
Although restore original landscape enhance biodiversity sustainability, restoration goals often ignore what is original condition and is decided based on natural perception and preference of local people. We investigated the original landscape of Obihiro city, Hokkaido, Japan, by using literature review. Here, we assumed that the landscape from Edo to early Showa periods (i.e. before modern development) as original landscape. Most literature described that landscape was mostly covered by grassland dominated by Miscanthus or Phragmites which was created by flooding. Moreover, the evidence of wide-spread andosol soil could reinforce these evidences with presence of frequent wildfire. We suggest that grassland restoration rather than re-forestation is fundamental to conserve sustainable biodiversity at Obihiro city.
URI: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4558
ISSN: 13485261
権利情報: 帯広畜産大学
出現コレクション:00D03学術研究報告(紀要)

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