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タイトル: 北海道十勝地方におけるアカエリカイツブリ Podiceps grisegena の繁殖状況と営巣地選択
その他のタイトル: Breeding status and nest site selection of Red-necked Grebe Podiceps grisegena in the Tokachi district, Hokkaido
著者: 藤野, 夏子
千嶋, 淳
柳川, 久
Fujino, Natsuko
Chishima, Jun
Yanagawa, Hisashi
キーワード: アカエリカイツブリ
十勝地方
繁殖状況
営巣場所選択
Red-necked Greb Podiceps grisegena
Tokachi district
breeding status
nest site
発行日: 2006
出版者: 日本野鳥の会研究センター
抄録: 1.2004年 4月上旬~11月下旬に北海道十勝管内の湖沼でアカエリカイツブリの繁殖状況を調査した.31 の調査地のうち13地点で本種の繁殖行動を確認した.調査地域内の個体数は 5月後半に最大となり,そ の後減少した.これは,潜在的な利用数に対して利用可能な環境が少ないためであると思われた. 2.本種の営巣地選択を明らかにするために,湖沼の環境として面積,短径,長径,湖心と道路との距離, 湖岸と道路との距離,肢節量,また湖沼周辺の環境として,湖岸から周囲500mの土地利用を農地,自然 地,宅地に分類し,比較した.本種が営巣地として選択した湖沼は,湖沼の大小や周囲の環境に関係な く,以下の条件がみられた. 1)短径が長い 2)円形に近い 3)道路が湖岸から遠い 繁殖に成功した湖沼(n=5)と失敗した湖沼(n=8)との間に,湖沼や周辺の環境に有意な差はなかった. 3.農耕地内の湖沼は営巣地として不適ではなかったが,本種の造巣・抱卵期に牧草の刈り取りが活発に 行われ,多くのつがいが巣を放棄した.その他の撹乱要因も,人為的なものが多かった. 4.現在の繁殖失敗の大半は人為的撹乱によるものと考えられるので,湖岸周辺の牧草を刈り残す,繁殖 水面を保全するなどの対策を講じることによって繁殖つがい数ならびに繁殖成功は増加する可能性があ る.
URI: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2299
ISSN: 09106901
出現コレクション:02001学術雑誌論文

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